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夢咲案内人の佐々岡です。

一戸建て住宅の階段や、マンションの階段など、皆さまが毎日何気に利用されている階段のことについてお話します。

何の不自由も問題も無くお使いの方はよいのですが、
「もうちょっと段差が低かったら良いのに…」
「急な階段なので、夜中に降りる時は踏み外しそうになる」
といったご不便やご不安を感じながら生活しておられる方の声をよく聞くことがあります。

階段寸法の目安

ご存知でしょうか?階段の高さや1段の奥行きは、建築基準法で寸法の基準が定められています。
蹴上(けあげ)と 踏み面(ふみづら)のお話

階段の1段の高さを、『蹴上(けあげ)』と言います。
階段の1段の面の幅(奥行き)を、『踏み面(ふみづら)』と言います。

一般住宅の階段の蹴上と踏み面

・蹴上:23センチ以下
・踏み面:15センチ以上 …と定められています。

実際に、蹴上23センチ・踏み面15センチぴったりの寸法で階段を作ると、かなり急な階段ができてしまいます。

実際はもう少し余裕をもった階段となっているはずです。

とある本によりますと 蹴上げ+踏面=420~450の範囲を目安にとされていました。

私がよく見る住宅会社の階段は概ね 200+180=380(420~450範囲外)のような寸法のものが多いようです。

おそらく、住宅会社の多くはこの寸法の前後ではないかと思います。(個人的感想)

おすすめの寸法

ためしに、我が家(戸建)の階段の寸法を図ってみました!↓
蹴上は19.5センチ、踏み面24センチでした。踏み面に余裕を持たせて、比較的ゆるやかな角度になっていました。(これは私のこだわりで、決定した寸法です。建築して七年目になりますが、使いやすい階段になったと思っています。)

やはり大人の足のサイズを考えると踏面240近くはあった方がいいと思います。

195+240=435(420~450範囲内)

その分、階段が占める割合(2700ミリ→3540ミリ)は増えることになりますが、階段は踏み外しなど危険な場所でもありますし寸法の検討は入念に行う必要があります。

もっと言えば他の面積(収納スペースやローカ周り)を少し犠牲にしても階段の寸法を優先するべきだと言えます。

踏み面は、階段を上る時より降りる際に重要性を発揮します。面が少ないと、足を降ろした時にかかとだけで踏みしめて、つま先の方は宙に浮いている状態となり、すべりやすい危険な体勢で階段を降りることになってしまいます。
皆さんのご自宅の階段はいかがですか?

階段のリフォーム

残念なことに、階段は家の中でも転落事故の危険性が最も高い場所です。
若いころは不自由を感じなくても、加齢が進むと、階段を上る時につらいなと感じたり、足を乗せる踏み面が狭いと不安を感じるようになります。
高齢者でなくとも、小さなお子様のいらっしゃるご家庭でも同じことが言えます。

階段にも、より高い安全性を目的とした さまざまなリフォームがあります。

・階段すべり止め材の設置
・手摺りの設置
・いす式階段昇降機の設置
・階段の架け替え工事 (家の構造によってはできない場合があります)

マルワホームでも、数々の階段リフォームを施工してきております。階段についてご不満や不安に思われる点がありましたら、お気軽にお問い合わせいただければ…と思います。

まとめ

蹴上げ+踏面=420~450といのは住宅の設計において標準の目安に出来る寸法です。